2013/09/21

黄金町芸術学校アートマネージメントコース+特別講座_前期レポート


アートマネージメントコース後期の募集が始まっています!
アートに関わる仕事をあらゆる角度から勉強していくこの講座。何より専門的に行っている多彩なゲスト講師をお迎えし、現場の声を聴けるところが最大の魅力です。総合的に学ぶには後期+特別講座と合わせて受講することがおすすめですが、単発の1回からでも受講可能です。
さて、授業はどんな感じなのか?!前期の講座の様子を少しご紹介します。

前期ではアートの歴史からスタート。

「知っておくべきアートの歴史〜総論〜」山野真悟(黄金町バザールディレクター)

いきなり美術大学でも学ばないような内容にびっくり! 
少し知識のある方も、全く初めて勉強する方も、同じレベルでゼロから歴史の話に触れました。そんな最初ははてなマークな頭の中でも心配はいりません。この講座の良い所は、ゲスト講師の話がひと通り終了した後に必ずある、講師とコーディネーター山野真悟さん(黄金町バザールディレクター)、または小川希さん(Art Center Ongoing)とのディスカッションにあります。

「知っておくべきアートの歴史〜現代美術〜」福住廉(美術評論家)

講義内容のわかりにくかった部分を噛み砕いてくださったり、ポイントや質問をゲスト講師に投げかけます。この話のやりとりでスルスルと紐解かれて、受講生の顔が穏やかに納得した雰囲気に変わります。そして授業最後に受講生の質問に応えていただけます。

そんな1回の授業を国際交流や国際美術展を学ぶカリキュラムでは、アジア、ヨーロッパ、アーティストからの視点などを一連で、様々な角度から勉強しました。 同様にアートビジネスを学ぶカリキュラムでは、マーケットからコレクター、フリーで活躍する仕事などの話を伺いました。



「アーティストの中の国際交流」柳幸典(アーティスト)


「アートフェアから考えるアートマーケット」
金島隆弘(FEC代表/アートフェア東京エグゼクティブディレクター)


「アートコレクターの仕事」宮津大輔(アートコレクター)


講師は毎回違うので、本当にバラエティーに富んだストーリーは自分の背景に照らし合わせることで考え方の視野がぐっと広げられ、リアルな現場をより具体的に創造することができます。

そして後期はまた色濃い内容! 大学などでは教えてくれないことはまだまだたっくさんあります。
アートマネージメントコースは金曜日。黄金町バザールの展示と共に、まずは興味ある授業をためしに1回受けてみるのもいいかもしれません。

アートマネージメントコースインターン たこ